手帳術:マンスリーとウィークリーを使い分けると、日々がもっとスッキリするかもしれない

こんにちは。

来年の手帳の下ごしらえをしようとしたときに、ふと「マンスリーとウィークリーに同じことを書くのってムダじゃないか?」と思ったので、それぞれの使い分けについて考えてみました。

今回はそのアイデアを記事にしたいと思います。

今まで私は何も考えずにマンスリーページにもウィークリーページにも、予定や出来事を書いていました。

忙しい忙しいと言いながら、手帳の準備にいそしんでいたのです。

それがまた楽しかったのです、若かったあのころは。

今や体力不足で一秒でも余分に寝ていたいと思う年ごろなので、少しでもシンプルにしたいという気持ちが強くなっています。

かつては何でも書いておけば忘れないと思っていたのですが、マンスリーにもウィークリーにも同じことが書いていることでページがごちゃごちゃになり、見るたびに疲れていました。

修正があればマンスリーもウィークリーも直さないといけないし、同じことを何度も書く事にも疑問を抱いたのです。

そんな中でたどり着いたのが、シンプルだけど効果的な方法。

それは「マンスリーには起きたこと(記録)を、ウィークリーには予定を書く」という使い分けです。

まだ実践していないのでただの妄想ですが、このルールを取り入れると手帳はぐっと使いやすくなり、続けやすくなるはず。

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マンスリーは「記録専用」※ただしブロックタイプには対応していない

マンスリーページには、その日実際に起こったことを書き残しています。

未来の予定は書きません

※このやり方はブロックタイプには向いていないです。

私の来年の手帳候補「能率手帳4」のような横罫縦型マンスリー限定かもしれません...。

「友人とランチをした」とか、子「どもが熱を出した」とか、「おいしいお店を見つけた」など、ほんの一言だけ。

特別な出来事だけでなく、日常の小さなことで十分です。

雨が降って洗濯物が乾かなかったとか、そんなささやかな記録も、後で見返すと意外と面白かったりします。

私の場合、マンスリーに書くのは「ランニング」「体重」「薬の服用・通院記録」「買ったもの(高額・プレゼントなど)です。

今の自分が必要としている情報、見返すときに一覧できれば助かる情報をマンスリーに記録します。

趣味の映画はイヤーリープランに書きます(枠がめちゃくちゃ小さいけど)

この積み重ねが「この年はどんな一年だったか」を教えてくれる宝物になります。

ウィークリーは「予定専用」

一方で、ウィークリーページにはこれからの予定と、それに基づいたTODOを書き込んでいきます。

家族や友人の誕生日、会議や打ち合わせの時間、買い物の予定、子どもの学校行事、やるべきタスクなど、「これからやること」だけを記録するのがポイントです。

ここでは「もう終わったこと」は基本的に書きません。

メモ欄に書いたタスクに、完了のチェックマークをつけたり、終わらなかったものは翌週に移したりしながら、日々の流れを管理します。

ウィークリーページは、いわば行動の地図のようなもの。

朝、今日やることを確認して、夜にタスクをチェックして、翌日以降の調整をするという流れが自然とできるようになります。

同じことは書かない

この手帳術で一番大切だと思うのが「マンスリーとウィークリーに同じ内容は書かない」というルールです。

予定と記録が混ざってしまうと、情報が重複して管理が面倒になるだけでなく、どこを見れば何がわかるのかが曖昧になってしまいます。

マンスリーを見ればその月に何が起こったのかがわかる

ウィークリーを見ればこれから何をすればいいのかがわかる

こうしたルールを守ることで、手帳を開くたびに「今、自分が何を確認したいのか」に集中できるようになるはず。

この使い分けがもたらす三つの効果

では、このマンスリーとウィークリーの使い分けには、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

起こり得る三つの効果をご紹介します。

一つ目「頭の中が整理される」

記録と予定を分けることで、自然と頭の中の情報も整理されます。

これからやるべきことに集中しやすくなります。

日々のモヤモヤや焦りが減り精神的にも落ち着いて過ごせるようになるはず。

二つ目「振り返りがしやすくなる」

月の終わりにマンスリーページを見返すと、どんな出来事があったかが一目でわかります。

振り返りは色分け(体調はピンク、家族の事は黄色、自己成長は青など)するだけです。

特に印象的なものには赤で囲ってもいいと思います。

それを踏まえて翌月のスケジュールを立てることができるのです。

外出が多かった週は疲れていたなとか、家族の体調が崩れやすかった時期は無理のないスケジュールを組もうとか、そういった気づきにもつながります。

三つ目「手帳が長続きする」

手帳が続かない理由の一つは、「書くことが多すぎて面倒になる」ことです。

でもこの方法なら、マンスリーには一言記録を、ウィークリーには予定だけを書くので、無理なく続けられます

メリットとデメリット

この「マンスリー=記録」「ウィークリー=予定」という使い分けには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

【メリット】

・同じ内容を書く時間と手間を省くことができる

・記録と予定が混ざらず、手帳がスッキリ見やすくなる

・振り返りやすく、記録から自分の傾向や体調の変化を把握できる

・予定の変更もウィークリーだけ直せばいいので手間が減る

・週間レフトのメモ欄で、自由なタスク管理やメモがしやすい

【デメリット】

・一か月の予定を俯瞰して見ることができない

・記録と予定を分けて書く習慣に慣れるまで時間がかかる

・マンスリーで予定を確認したい人には不便に感じることがある

このように、一長一短はありますが、慣れてくると管理がしやすくなるはず。

もしこの方法が合わないと感じたら、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズすればよいです。

まとめ:役割を分けることで、手帳はもっと使いやすくなる

今回ご紹介したように、マンスリーは記録専用、ウィークリーは予定専用とすることで、手帳はぐっと使いやすくなります。

大切なのは、同じことを両方に書かないこと。

ページごとに役割を分け、必要なときに必要な情報だけを見られるようにすること。

それだけで、手帳が「自分の時間を整えるためのツール」として、ぐんと機能してくれるようになります。

もし、今の手帳の使い方に少しでもモヤモヤを感じているなら、まずはこの「使い分け」から試してみてはいかがでしょうか。

手帳は完璧に使う必要はありません。

ほんの少し使い方を工夫するだけで、自分の毎日がもっと見えてきます。

 

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