健康のためにランニングを始めて2年経ちました。
飽きっぽい私がここまで続けられた理由はAudibleという存在があったからです。
正確にはAudibleとワイヤレスイヤホンとApple Watchがあったから。(多い!)
今回特に今まで運動してこなかったアラフォー女性がランニングを習慣化できた理由と、習慣化するきっかけとなった本について記事にしました。
最後まで読んでいただければ嬉しいです。
Contents
Audibleについて
Audibleとは
AudibleはAmazonが提供するオーディオブックサービスです。
オーディオブックとは「聴く読書」のこと。
fa-hand-o-rightプロのナレーターが古典から新作まで朗読してくれる
fa-hand-o-rightストリーミング再生が可能で一度ダウンロードすればオフラインで聴くことも可能
fa-hand-o-right月1,500円で約12万冊の本が聴き放題(一部対象外)
私はAudible歴2年以上ですが、以前は1,500円で月1冊しか聴けませんでした。
1,500円で1コインもらえて、そのコインで好きな本1冊と交換するという、なんだか回りくどいやり方でした。
月1冊なんてすぐ聴いてしまうので、追加でコインを購入(3コイン3,600円)し、散財したものです。
Audibleのおすすめ機能
最初にAudibleで本を聴こうとしたら、その時間の長さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
読む時間とそれほど変わらない気がしますが、数字として表されるとちょっと身構えてしまいますよね。
小説だと6~7時間は当たり前で、長いものでは14時間のものもあります。
長い、長すぎる。
そこで「再生速度」という機能を使います。
その名の通り0.5倍から3.5倍まで調整できます。(※Apple Watchは0.5倍、1倍、1.25倍、1.5倍、2倍から選べます)
英語を勉強したい人は洋書を0.5倍で聞くことができるし、自己啓発本など特に間を気にしなくても良い本だと2倍で聞くのがちょうどいいと思います。
小説の場合は1.25倍~1.5倍が聴きやすいです。
そうすることで1カ月で数冊分聴くことが可能になります。
私はランニング時以外は聞いていませんが、20分のランニングで30分ぶんなので1週間で3.5時間分聴くことが出来ます。
ランニングが習慣化した理由
音楽ではなく本を聴くべし
最初のうちは音楽を聴きながらランニングしていました。
自分が選んだ好きな曲とはいえ毎日20分、プレイリストの曲を延々と聴いていると、ランニングの時間が徐々に苦痛になってきたのです。
そこで気分を変えようとAudibleを試してみることにしました。
曲を聴いていると同じ曲が流れることがあっても、本だと同じ文章が流れることはないですからね。
Audibleを聴きながら走ると、毎日が新鮮で、物語の続きが気になって翌日のランニングを待ち遠しく感じるようになりました。
音楽は気分をあげてくれたり、集中力を上げてくれるけれど、本は自分の知識となるのです。
知らない物語や、知らない知識が積み重なり、その喜びが走ることの付加価値となっていきました。
ワイヤレスイヤホンは必須
音楽にしても本にしても、聴くならイヤホンはワイヤレスイヤホンを使った方が快適です。
快適すぎます。
腕をどれだけ振っても線が絡むことはありません。
音質が低い、充電が必須というデメリットなんてデメリットとすら感じないレベルです。
落とした時とか間違えてポケットに入れたまま洗濯したりとか、危険と隣り合わせなのは間違いないですけどね!
ちゃんとケースに直すという習慣化はまだできてませんから...。
Apple Watchがあれば捗る
1日3キロしか走りませんが、iPhoneを手でがっしり握りしめて走るのは大変でした。
時には手が滑ってスマホを落としてガラスフィルムぐしゃぐしゃにすることもありました。
ウエストバッグを購入したものの、なんか腰が痛くなって走るのが嫌になりかけた時「1年半ランニングが続いたらApple Watchを買う!」と決めて、2022年1月Apple Watchを購入したのです。(数か月前からお買い物マラソンで楽天のAppleギフトカードを買っていた※楽天ポイントが付くのでお得です)
一度Apple Watchを手に入れるともうiPhoneを握りしめていたころの自分にはもどれない。
今では毎日ランニングの必須アイテムとして活躍してくれています。
私が購入したのはseries7。
急速充電が可能だし、充電の持ちも申し分ないです。
使い方は簡単。
iPhoneのAudibleアプリのコンテンツから、Apple Watchと同期したい作品を選択し「同期を開始する」を押すだけです。
同期に時間がかかってやきもきすると思いますが、Apple Watchを磁気ケーブルに繋ぐことで早くなります。
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」と出会って
それでもめげそうな日は何度もありました。
暑い夏も寒い冬も、ベッドから出るのに大変な勇気を必要とする時期があったのです。
その時に「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」という本に出会いました。
簡単に説明すると以下の通りです。
・ 良い習慣を小さく始める
・ 毎日1%改善すれば1年後には37倍の効果となる
・ 悪い習慣も同様で、続けると複利の効果で自分にとって大きなマイナスとなる
・ 「どういう人間になりたいか」、その為にはどういう習慣が必要かを考える
・ 習慣化するには行動のハードルを下げ、行動を起こしやすくする
・ 逆に悪い習慣を断ち切るには行動のハードルを上げる
アイデンティティの形成
本の中でジェームズ・クリアー氏はこう述べています。
習慣化を身につけるためには「アイデンティティを形成すること」が最も重要だ
なかなか何言ってるか分かりませんよね?
私の例で考えてみましょう。
私が走ることを決めた理由は「痩せたい」から。
目標を立てる時に「痩せたい」と結果を求めるのではなく「健康な人になる」ということに意識を向けるのです。
それだけで自分がとる行動が変わってくるのです。
「やせたい」だと目標が狭く、行動が限られてきます。
「糖質だけを控えた食事制限する」「半身浴で汗を流す」など。
ところが「健康な人になる」というアイデンティティを持つことで
①脂質、炭水化物、タンパク質をバランスよくとる
②運動をする(毎朝ランニングをする、エレベーターやエスカレーターを避けて階段を使う)
③1日7時間睡眠をとる
というように「健康な人になる」ための行動を起こせるのです。
4つの法則
第一の法則:はっきりさせる
fa-arrow-right朝6時に目覚ましをかけ、近所を2周(2.2Km)走る
第二の法則:魅力的にする
fa-arrow-right走るだけだとつまらないのでAudibleで話題の本を聴きながら走る
第三の法則:易しくする
fa-arrow-right寝る前にランニングの服をベッド脇に揃えておく、もしくはランニングする服を着て寝る
第四の法則:満足できるものにする
fa-arrow-right日々の体重チェック、走った距離やタイムのチェック
fa-arrow-rightコークオンアプリでスタンプを集める※スタンプが集まったら対応する自動販売機のドリンクが1本無料
こんな単純なことで習慣化できたのかと不思議に思う方もいると思いますが一度習慣化すると、やらないと気持ち悪くなるんです。
自分の習慣行動(朝起きてから眠るまで)を一度すべて書き出して、その中で習慣化したいものを入れ込む。
既に習慣化されている行動の次の行動にする。
一度試してみてください。
まとめ
今回はランニングを習慣化できた理由を記事にしました。
私はランニング以外にも朝起きてからと夜寝る前に手帳タイムをつくるという習慣も、この方法で続けられています。
自分の習慣に新たな習慣を簡単かつ魅力的な方法で追加する。
それを考えた結果、Audibleを利用してランニングを習慣づけられました。
これによって「読書は好きだけど読む時間がない」という悩みまで解消されたのです。
今までなら手に取らなかったジャンルの本を読む(聴く)ようになり、好きなジャンルの幅が広がってきました。