【姉妹愛がエモい!】『ブラック・ウィドウ』(2021)考察&感想
(C)Marvel Studios 2021

コロナの影響で何度となく公開日が延期されたマーベル作品の最新作『ブラック・ウィドウ』(2021)がようやく公開されました!

相変わらず大手シネコンでの上映はありませんが、それはそれでディズニーとの大切な戦いなのでしょう。

もう見守ることしかできません。

とにかく大きいスクリーンで観たいという私の希望は叶い、IMAXで鑑賞することが出来ました!

アベンジャーズシリーズを飛び飛びでしか見たことがない私には「?」になる場面も多々ありましたが、それでもとっても楽しめました!


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『ブラック・ウィドウ』(2021)の評価

項目 評価
知名度
配役/キャスト
ストーリー
物語の抑揚
シスターフッド度
おススメ度
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『ブラック・ウィドウ』(2021)の作品情報

製作年 2021年
原題 Black Widow
製作国 アメリカ
上映時間 134分
ジャンル アクション
監督 ケイト・ショートランド
脚本 ネッド・ベンソン/ジャック・スカエファー
主要キャスト スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ)

フローレンス・ピュー(エレーナ)

レイチェル・ワイズ(メリーナ)

デヴィッド・ハーバー(アレクセイ)

『ブラック・ウィドウ』(2021)のあらすじ

「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で活躍した、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウが単独で主役を務めた作品で、孤高の暗殺者だったブラック・ウィドウがなぜアベンジャーズになったのか、知られざる物語が明らかにされる。物語の時代設定は「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の間で、ブラック・ウィドウがアベンジャーズから離れていた時期に起こった出来事を描く。ブラック・ウィドウの前に突如現れた、“妹”エレーナ。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織「レッドルーム」の秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が作り出した“偽りの家族”だけだった。しかし、その家族の再会によってレッドルームの恐るべき陰謀が動き出す。エレーナ役は「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピュー。監督は、「ベルリン・シンドローム」のケイト・ショートランド。

「映画.com」より引用

『ブラック・ウィドウ』(2021)のエモポイント

シスターフッド映画

『ブラック・ウィドウ』は壮大なシスターフッドムービーであります。

全編通して女性の自立と女性同士の連帯感を強く感じることができます。

ナターシャと妹エレーナ、母メリーナ、そしてナターシャと同じように心を操られた世界中にいるブラック・ウィドウたち。

さらに、ナターシャの タスクマスターとの絆。

敵であるタスクマスターとの和解シーンはちょっとあっけなかった感もありますが、「女性の連帯」というメッセージは伝わってきます。

#Metoo問題の引き金となったハーベイ・ワインスタインに似せた男をヴィランにすることで、作中の女性たちだけではなく、観客である私たちにも連帯感が生まれたような感覚になりました。

偽家族全員集合シーン

実は撮影が始まってすぐに、偽家族が全員集合するシーンは撮影されたそうです。

びっくりするぐらい全員息が合ってますよね!

このシーンではないのですが、よくよく見たらメリーナ、ナターシャ、エレーナの髪形がエモポイントでした。

みんな三つ編みしてる!!

母親のメリーナの影響を受けていることが髪型から知ることが出来ます。

家族で暮らしていたころ、メリーナは二人の髪を三つ編みにしていたんだろうな。という妄想が止まりません。

エレーナのベスト

全然気づかなかったけど『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以降にナターシャが着ているベストってエレーナがプレゼントしたベストだったのね!

エレーナのベストを観た瞬間に分かったファンの人たちたくさんいたみたいですが、凄いです!

エモいと思ったのはエレーナが「大切なのは自分で決めたってこと」と言っていたことと、それを優しい目で「すごくかっこいいね」とナターシャが言うくだり。

「欲しそうだったから」と言ってナターシャにプレゼントするシーンもエモい。

なんて言うんですかね、二人の関係がエモいんですよね。

ナターシャのお墓で二人が姉妹である証の口笛を吹くところとかさ。

さかさまに見える世界とかさ。

それにお互い素直になれない感じがいい!

ぶっきらぼうにしてるけどそこには隠し切れない「家族愛」がある!!

久しぶりの対面シーンの愛憎こもったファイトシーンも素晴らしいです!

『ブラック・ウィドウ』(2021)のキャラクター解説

ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)/スカーレット・ヨハンソン

スカーレット・ヨハンソン!好き!

昨年のアカデミー賞では私が勝手にスカーレットに主演&助演女優賞を贈呈(?)しました。

『ジョジョ・ラビット』も『マリッジ・ストーリー』も素晴らしすぎた。

アベンジャーズシリーズでのナターシャは、暗殺者であったという暗い過去を背負った人物です。

強くて優しいナターシャはそんな過去を引きずりつつもアベンジャーズシリーズではみんなを支えたり繋げたりする絶対的な存在です。

そんな彼女の過去が本作で明らかになります。

『アベンジャーズ』でホークアイと話していたブタペストでの活動。

そして偽家族の存在。

シリーズで見せる顔と、本作で見せる顔が全然違うんですよね。

『ブラック・ウィドウ』では心がほぐれたような表情をしているシーンがあって、その顔を見ただけで泣けてしまう。

今回のミッションは、かつて倒したと思っていたロシアの極悪人ドレイコフを完膚なきまでにし、彼が幼女誘拐・洗脳して作った暗殺者集団「レッド・ルーム」を壊滅し、洗脳から解放すること。

レッドルームに入れられた女性は子宮を摘出されることをエレーナは自身の体験からあっけらかんと話していました。(彼女の心の痛みは測り知れません)

その前の姉妹の会話(「子どもが欲しいと思ったことある?」「私は犬がいいな」)を思いだすと胸を締め付けられるようです。

えげつないわドレイコフ。


エレーナ/フローレンス・ピュー

フローレンス・ピュー!大好き!

彼女の作品をまたスクリーンで観られる日を待っていました!

『ストーリー・オブ・マイライフ』以来です。

その間に『レディ・マクベス』も観たわ。

あの作品も彼女の迫力は凄かった...。

今後も待機作品がたくさんあるので嬉しいのですが、個人的に『ブラック・ウィドウ』が最も楽しみでした。

エレーナはナターシャの偽家族での妹です。

父アレクセイの極秘任務が終わったことで家族はバラバラに。

「レッド・ルーム」で戦闘員として育てられたエレーナは、ナターシャと同等の戦闘能力を持つのです。

洗脳から解けたエレーナは、唯一のスーパーヒーローの知り合いであるナターシャに助けを求めます。

姉をいじり倒すキュートなエレーナ。

しつこいぐらいいじる。

ナターシャがいないところでもいじる!

どんだけ好きやねん、ナターシャのこと!

妹っぽさが全開で向こう見ずでキュートすぎるエレーナのキャラクターはフローレンス・ピューにバッチリはまってました!

メリーナ/レイチェル・ワイズ

レイチェル・ワイズ!好き!

偽家族の母メリーナ。

その正体は、ロシアのスパイ組織レッド・ルームの天才科学者。

明晰な頭脳と大胆な行動で偽家族の大黒柱的存在です。

彼女なくして今回のミッションは成し得なかった。

ナターシャに「どうしてそんなに強くなれるの?」と聞くセリフは少しチープな感じがしたけれど。

そしてナターシャの「痛みが人を強くする」という発言からも、自身が成長していくうえでメリーナの存在が不可欠だったことも分かります。

アレクセイ(レッド・ガーディアン)/デヴィッド・ハーバー

デヴィッド・ハーバー!誰か知らんかったけど好きになった!

アメリカのキャプテン・アメリカに対して、ロシアが生み出したスーパー・ソルジャー"レッド・ガーディアン"アレクセイ

彼は一方的にキャプテン・アメリカをライバル視している、偽家族の父です。

原作では本当にキャプテン・アメリカと戦っていたそうです。

刑務所内での会話は完全に嘘っぽかったですが、今後彼もマーベル作品に登場することがあるのでしょうか??

そんなアレクセイは、ロシアで投獄されていたところをナターシャとエレーナに助けられてド派手に脱獄。

このシーン本当に良かった!

デヴィッド・ハーバーさん知らなかったんですが最高のキャラクターですね!

偽家族として暮らしていた時とキャラが違いすぎるけども。

『ブラック・ウィドウ』(2021)のネタバレ感想

手を掴むシーンに込められた思い

『ブラック・ウィドウ』では、ナターシャがタスクマスターの手を掴むシーンがあります。

印象的に撮られたこのシーンは『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』でのナターシャの決断シーンに対する敬意を表したのではないでしょうか。

あの時彼女は「私には家族はいない」と言ったけれど、彼女にはちゃんと家族がいた。

1つはアベンジャーズ、もう1つはオハイオで過ごした偽家族。

彼女があの決断をした時、孤独なスパイではなく自分には2つ家族がいたということを知っていたのです。

それだけで心からほっとするのです。

めちゃくちゃ悲しいけれど。

こんなにみんなのために頑張ったナターシャが、なぜこんな目に!と思わずにはいられないけど。

タスクマスター

出だしにナターシャと対決シーンがあります。

ヒーローたちの能力をコピーする最強の能力を持つタスクマスター。

一体何者?!

タスクマスターの正体は、かつてナターシャによるドレイコフ暗殺の時に巻き込まれて死にかけたというドレイコフの娘アントニアだったんですね。

演じたのは007に出演したボンドガールのオルガ・キュレンコです。

哀しい運命のタスクマスター。

彼女は他のブラック・ウィドウと同様操られているのですが、実の娘というところがエグイ。

『ブラック・ウィドウ』感想

素晴らしかった!

できる事ならスタンディングオベーションしたかった!

まずアクションが素晴らしい。

ブラック・ウィドウはスーパーパワーを持たないので、ロケット発射とかいう大規模で不可解な戦闘はなく、激しい肉弾戦が繰り広げられます。

そこがスーパーヒーロー物が苦手な人でもこの世界に入り込める理由ではないでしょうか。

鍛え抜かれたスカーレット・ヨハンソンの肉体から繰り広げられるアクション、特に空中戦は見ものです!

ヒューマンドラマとしても非常に優れた作品なので、アクション映画を観ない人でも楽しめる作品です。

逆に宇宙規模のアクションが観たい人には物足りなかったかもしれませんね。

私は大大大満足です。

スカーレットとフローレンスとレイチェル・ワイズが同じ画面に収まってるだけで最高!

エンドロール後の謎の人物(ほんとに誰?なんの作品観たら彼女のことが分かるの?)とエレーナの会話から、彼女の次のターゲットはホークアイになるようですね!

ドラマの撮影が終了したようですし、エレーナはヴィランとして関わってくるのでしょうか?

2021年11月24日の配信が待ちきれない!

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