結局、人間の邪悪さ以外の何を伝えたいのか分からない

『ずっとお城で暮らしてる』(2019)の感想、解説をしていきます!

『ずっとお城で暮らしてる』(2019)の評価

項目 評価
知名度
配役/キャスト
ストーリー
物語の抑揚
観終わった後に浮かぶ?の数
おススメ度
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『ずっとお城で暮らしてる』(2019)の作品情報

製作年 2019年
原題 We Have Always Lived in the Castle
製作国 アメリカ
上映時間 96分
ジャンル サスペンス、ミステリー
監督 ステイシー・パッソン
脚本 マーク・クルーガー
主要キャスト タイッサ・ファーミガ(メリキャット)

アレクサンドラ・ダダリオ(コンスタンス)

クリスピン・グローヴァー(ジュリアン)

セバスチャン・スタン(チャールズ)

『ずっとお城で暮らしてる』(2019)の概要

物語の主人公は、「メリキャット」ことメリー・キャサリン・ブラックウッドと姉のコンスタンス・ブラックウッド。

二人は父親をはじめとする親族たちをヒ素中毒による怪死事件で失ってから、病気を患った伯父のジュリアンと3人で屋敷にて暮らしている。

資産家の娘である彼女たちは町の人々から疎まれ、またコンスタンスは家族殺しの疑いをかけられてもいた。

メリキャットは姉を守りながら、長年、屋敷に閉じこもって暮らしてきたのだ。

そんなある時、行方知れずだった従兄のチャールズが訪れてくる。

しかし姉妹の父親にそっくりのチャールズが現れたことで、彼女たちの暗い秘密に危機が迫り……。

「The River」記事 より引用

『ずっとお城で暮らしてる』(2019)のキャスト

タイッサ・ファーミガ

全然知らんな。

見たことないな。

でも「ファーミガ」って珍しい。

ヴェラ・ファーミガと関係あるんかな。

ググってみよ。

......!!!妹やんけ!!!!

そういえば『記憶探偵と鍵のかかった少女』も観てる。

ヴェラと21歳離れてるんですね!!

アレクサンドラ・ダダリオ

メリキャットの姉コンスタンスを演じたのはアレクサンドラ・ダダリオです。

2021年1月公開の『エマの秘密に恋したら』では主演・製作を兼任しています。

ドゥエイン・ジョンソン主演の『カリフォルニア・ダウン』で脚光を浴びた。

セバスチャン・スタン

Netflix作品の『悪魔はいつもそこに』にも出演していましたね。➡記事はこちら【神を信じる力が増すほど悪に近づく】Netflix作品『悪魔はいつもそこに』(2020)ネタバレ花子

みんな大好き『キャプテン・アメリカ』のバッキー・バーンズ役でスターの仲間入り!

Disney+では『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で主演を務める。

『ずっとお城で暮らしてる』(2019)のネタバレ感想

鑑賞後に頭が???となりました。

いったいどういうこと?メリキャットが一人称で語る内容を鵜呑みにしてもいいんだろうか?

ていうかこの作品何が言いたいの??

鑑賞後ずーーーーーっと考えていたけど答えが出なくて、遂には創元推理文庫で原作を買いました。

そしてじっくり読みました。

驚くほど原作に忠実に作った映画だったということに気づき、新しい発見はありませんでした。

そこで一つの結論に達したのです。

別に伝えたいことはない!!!!!

これが答えです。

きっとそう。

原作者のシャーリイ・ジャクソンについては他の作品も読んでいないし、映画化された作品も観ていないけど、きっと人間の邪悪さを思い知れ!と思って書いたんじゃないでしょうか。

それほど邪悪な人間が多すぎる。

物語は、丘の上に立つ大きなお屋敷で起きた一家殺人事件の6年後。

今では生き残ったジュリアン叔父さんと無罪放免になったが殺人犯と疑われた姉のコンスタンスとその妹のメリキャットがひっそりと屋敷で暮らしています。

どことなくおかしい3人が幸せに暮らす中、従兄のチャールズが現れたことで変化が訪れて...。というお話。

主人公はメリキャットという女の子。

女の子って言っても18歳。

異常なシスコンのメリキャットは、世界で一番大好きな姉を取られたくなくて、突然の招かれざる客チャーリーをあの手この手で追い出そうとします。

コンスタンスは非常に美しく物腰も柔らかで優しい姉だけど、本心がどこにあるのか全く分からない人物です。

メリキャットとコンスタンスは「大好きよ」とお互い言い合って幸せに暮らしていますが、どう見ても変。

一家殺人の内容は以下の通りです。

事件の内容

6年前、メリキャットが12歳の時、夕食のために集まった家族がヒ素によって殺された。

死んだのはメリキャットの父と母と弟、そしてジュリアン叔父さんの妻ドロシー。

ジュリアン叔父さんは一命をとりとめた。(現在では弱っていて車いすで生活している)

食事を作ったのがコンスタンスだった。

さらにヒ素が入っていたのは砂糖で、コンスタンスは食べ物に砂糖をかけなかったから殺人の容疑がかけられた。

もともと一家は資産家で、村人を軽蔑し、疑いながら過ごしていたようです。

そんな資産家一家を村人がよく思うはずもなく、元々のねたみに憎悪が増し、村の嫌われ者となっているようです。

メリキャットは事件当日、おしおきとして自室に閉じ込められていたので容疑をかけられなかったけど、犯人はメリキャット。

なんで殺したんだろう?

 

映画で一度、両親が亡霊のように出てくるシーンがあるのですが二人とも表情は乏しいのに「最愛の娘」とか「おしおきをするようなことをあの子はしない」とか言っているんですよ。

なのに冷たい目でメリキャットを見ている

現在屋敷で暮らしているコンスタンスとジュリアン叔父さんとメリキャット、みんなおかしいんですけど、事件前までおかしかった人間はメリキャットだけだったのではないでしょうか。

両親から憎悪の目で見られ、度重なるおしおきをされて殺した。

でも大好きな姉のコンスタンスには死んでほしくなかったからコンスタンスが使わない砂糖にヒ素を入れた。

それに気づいたコンスタンスは、命を助けてくれたメリキャットに依存している。

だからメリキャットに「大好きよ」と言うことで自分をだまして生きている

こういうことかなと思います。

メリキャットは憎悪の塊みたいなところがありますが、メリキャットに憎悪の目を向けていたのは両親です。

その両親がバカにし疎んできたのは村の人たち。

村の人たちの憎悪はメリキャットとコンスタンスに向けられる。

憎悪のお祭り状態!!

 

チャールズの存在は、ただの道化ですね。

ケチな人間だけど、邪悪なメリキャットより常識人ですよね。

ずかずか一家に入り込んで、自身が中心となっていく様には引き込まれました。

ただでさえ父親に似ているのに、父親の席に座り、父親のものを身に着けていく。

かつて父親に虐げられてきたと思われるメリキャットがそんなチャーリーを見て、考えもなしに史上最悪の行為をすることになることも納得できる。いや、できるか!!

あほか!

屋敷を燃やすとかあほなんか!

でもまぁメリキャットはチャーリーを屋敷から追い出して、愛する姉とひっそり暮らすことができるという目的は果たしましたから。

メリキャットの思惑通りか。

ラストで家を破壊したり家のものを盗んだ村人が謝りに来てお供え物みたいに屋敷に置いていく姿は、彼女たちを魔女だと思っているからでしょうか。

私にはコンスタンスとチャールズが哀れで仕方ありませんでした。

 

wowow

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