ディズニー流、現代のクリスマスムービー『ノエル』(2019)ネタバレ感想
(C)2020 Disney

クリスマスはただ美味しいもの食べる日ではない!

オススメ度 ★★★★☆

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『ノエル』(2019)の作品情報

製作年 2019年
原題 Noelle
製作国 アメリカ
上映時間 100分
ジャンル ファンタジー、ファミリー
監督 マーク・ローレンス
脚本 マーク・ローレンス
主要キャスト アナ・ケンドリック(ノエル・クリングル)

ビル・ヘイダー(ニック・クリングル)

シャーリー・マクレーン(ポリー)

ビリー・アイクナー(ゲイブ・クリングル)

『ノエル』(2019)の感想

(C)2020 Disney

 

アナ・ケンドリックが最初から最後までずーっとかわいかったです。

まずそれだけは言っておきたい。

ディズニーが作っただけあって映像は凝ってます!

少しチープな感じもしたけどわざとでしょ、きっと。(前向き!)

隠れミッキーや他のなんとかっていうクマみたいなの(失礼!)とかも出てきて、内容だけではないお楽しみもあるのです。

それにノースポールの街並みの美しさは息をのむほど!

思わず「うわぁ」と歓声を上げてしまうほど!(劇場で観たかった)

そこかしこにクリスマスの喜びに満ち溢れるような景色がカラフルに彩られています。

そしてアナケンの歌声の美しいこと!!!(もっと聴かせて!)

上映時間が100分とちょうどいいこと!!!!

いいことづくめの作品ですな。

久しぶりにスクリーンでシャーリー・マクレーンを観られたことも良かった。

ライトな会話とキュートな映像にあふれる本作は、かわいいだけのハッピームービーと思われそうですが、決してそうではありません。

ジェンダー差別や現代人の孤独、なによりクリスマスとは?!ということを考えさせられる作品でした。

「ただずっとそうだったから」というだけの理由で伝統を続けるのってどうなの?というまっとうな疑問をそっと投げかけてきます。

それをやすやすと解決する包容力(?!)がこの映画にはありますね。

そもそもみなさんにとってクリスマスって何ですか?

子どものころのクリスマスっていうと、一年いい子にしていたから、サンタさんにプレゼントもらえるかな?ってワクワクしてたな。

いつの頃から家族や好きな人と一緒に過ごす日になったけど、誰かを大切に思う日とか、誰かに優しくする日という感じではなかったような...。

悲しいけれど、私にとっては義務的な行事になってた気がします。

ノエルがラストにクリスマスについて語るシーンでは思わず涙してしまいました。

意外にも自分を見つめなおす機会になった作品です。

クリスマスだけではなく、他の行事も(節分とか?)自分の為だけではなく、他の誰かのことを考えられるようにしようと思いました。

悪気のないレッテル貼り問題

私には、冒頭のあるシーンが胸にグサリと刺さりました。

大好きなクリスマスに、大好きなパパ(サンタ)からプレゼントをもらってハッピーなノエル。

何か重要なことがしたいと思っていた幼い頃のノエルだけど、その気持ちに対して先代サンタ(パパ)から「お兄ちゃんのクリスマスの心を支えてあげて」と優しく言われます。

優しい感じが、よりムカ―っを増長させますね。

ムカ―っとくるところじゃないんでしょうけど。

幼いころ、よくわからないまま女は男より劣っていると思っていたことを思い出したからかな。

悪気のない言動から、いろんな人にレッテルを貼られていたんだと思います。

不平等が嫌いな父親ですら、男兄弟にだけしつけを厳しくしていたように思ったものです。

...話が脱線してしまいましたが。

そいう描写が凄く上手ですね、この監督。

そういった違和感を感じて生きてきた人は多いのではないでしょうか。

 

『ノエル』では、サンタの才能がない兄は重圧につぶされそうになって逃げだして、兄を迎えに行った妹は、兄探しをしているうちに自分にはサンタの才能がある、溢れるぐらいあるという事に気づきます。

男でも女でもいいんちゃう?才能ある人がやったらいいんちゃうの?と、伝統がアップデートされていく。

爽快!という感じではないのですが、人々の頭の片隅もなかった「才能があれば性別って関係ない」という意識が芽生える展開はよかったです。

現代人の孤独にも触れていて、ただの夢物語として観るのはもったいない作品です。

アナケンの魅力炸裂

安定の演技力と可愛さで、ディズニー作品との相性はバッチリでした!

(『イントゥ・ザ・ウッズ』に関してはノーコメントで)

ノエルは恐らく20代後半ぐらいの役だともいますが、かなり純粋な心を持ったプリンセスです。

その純粋さを出せるのはアナ・ケンドリックぐらいではないでしょうか?!

トナカイ見習い(?)のスノーコーンを呼ぶときには美しい歌声を使うのですが、スノーコーン絶対来ません。

完全にからかわれてるところもかわいい。

ニックの逃亡はノエルのせいだと町中の人に嫌われてショボーンとする姿もいい。

慣れないサンタの仕事でもたもたするところもいいし、慣れてテキパキサンタの仕事をする姿もいい。

これはアナ・ケンドリックを愛でるための映画なのか?!(違う!)

『ノエル』(2019)アナケンのスケーティング力

アナケンはスケート初心者だったってインタビューで読んだけど、ガチの初心者感が出てましたね。

スケートのシーン、極限まで減らしたんちゃう?!とさえ思いました。

そこも見どころの一つですよ!

『ノエル』(2019)印象に残った言葉

(C)2020 Disney

 

・クリスマスはみんなに希望を与えられる

・何をもらうかではなく、何を贈るかが大事。愛と優しさを込めて。

・(見えるものしか信じないと言ったジェイクに対してポリーが言ったセリフ)「愛は見える?悲しみは?喜びは?見えるの?」

・サンタは世界一誇り高い仕事

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