【こわおもしろさ、ちょうどよい】映画『透明人間』(2019)ネタバレ花子の感想
(C)2020 Universal Pictures

エリザベス・モスの素晴らしい演技力を堪能しろ!!

オススメ度 ★★★★☆

『透明人間』(2019)はエリザベス・モスの表情(かお)を満喫する映画です。

現代的な問題を取り上げつつも、典型的なサスペンスホラーらしい音の効果が効いている作品。

爆音上映案件。

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『透明人間』(2019)の作品情報

(C)2020 Universal Pictures

 

製作年 2019年
原題 The Invisible Man
製作国 アメリカ
上映時間 124分
ジャンル ホラー、スリラー
監督 リー・ワネル
脚本 リー・ワネル
主要キャスト エリザベス・モス(セシリア・カシュ)

オリヴァー・ジャクソン=コーエン(エイドリアン・グリフィン)

オルディス・ホッジ(ジェームズ・レイニア)

『透明人間』(2019)のあらすじ

(C)2020 Universal Pictures

強迫観念のある夫エイドリアンからの束縛から逃げ出したセシリア。

その後、失意の中エイドリアンが手首を切って自殺したと連絡が入る。

エイドリアンは莫大な財産全てをセシリアに残すという遺言も残していた。

しかしセシリアは「エイドリアンは自殺するような性格ではない。彼は今でも私を見張っているのではないか」という疑念に取りつかれていた。

セシリアの周辺で怪奇現象が頻発し、セシリアの疑念は確信に変わっていく。

『透明人間』(2019)のネタバレ感想

ネタバレ感想

内容全然知らずに観たから二転三転する展開に心臓バクバクしました。

死んでる死んでないじゃなく、トムやったん?いや、やっぱりエイドリアン、お前か!という。

最後の対決ではセシリアは、妹のエミリーが殺された方法で透明タイツ(?!)を着てエイドリアンの喉を掻っ切ってました。

その展開は予想がつきすぎましたが、そこは驚きではなくセレステの強さを見せたかったんだろうからこれも監督の予定通りなんでしょうね。

犬をないがしろにしないところも好感が持てますな。

カメラワークが分かりやすく怖くて良かったです。

誰も映っていない風景をジーーーーーっと映すんですよ。

え?誰かそこにいるのか?!と目を凝らしている間に集中力が高まるから、次に起きる展開に通常よりも驚いてしまうという手法。

エイドリアンはセシリアをとことん追い詰めていって、遂には誰もセレステの話を聞いてくれず、殺人犯となってしまいます。

愛する人を目の前で失い、へこたれてしまいそうなほど追い詰められます。

しかしセシリアは、声を上げても誰も助けてくれないなら自分で何とかするしかない!!!と立ち上がるんですね。

一つ気になったのは、後半でエイドリアン宅でセレステが息をひそめていた時に、エイドリアンの姿は見えないけど足跡がかすかに見えるというシーン。

そこにはしっかりとした靴の跡が!

あの透明人間タイツ、足元はカバーできてないんかい!

あんながっしりした靴履いてるのに足音聞こえないなんて不思議すぎる。

ハイテクすぎる!

そんなのまるでドラえもんじゃないの!(ドラえもんは、ちょっと浮いてるから足音はなく、足が汚れることがない)

セレステは足音が聞こえないようにダサめの靴下履いて逃げてたのにね。

あの靴下しか持ってないんかなと思うほど印象付けてたけど意味はなかったのかな。

『ソウ』シリーズでお馴染みの本作の監督リー・ワネルの次回作は『狼男』です!

主演はライアン・ゴズリングですって、奥さん。

高まりますわね!

『透明人間』(2019)のキャスト解説

エリザベス・モス(セシリア・カシュ)

(C)2020 Universal Pictures

エリザベス・モスはドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」で主演。

センセーショナルな内容で人気シリーズとなり、2019年7月にはシーズン4の製作が発表されました。

エリザベス・モスは「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。

最近ではジョーダン・ピール監督の『アス』(2019)で友人役で出演。

ハイテク機器に囲まれたスマートホームを絵にかいたようなお金持ちな友人で、アレクサをも使って笑いと恐怖を私たちに与えてくれました

ホラーやサスペンスが似合う女優ナンバーワンの称号を欲しいままにしています!(ネタバレ花子調べ)

本作ではのっけから素晴らしい表情を見せてくれました。

エイドリアンにバレないように逃げ出すとき、気をつけつつも犬のご飯のお皿を豪快に蹴り飛ばすといううっかりさん。

犬の首輪を外してあげたら犬が車にぶつかって警報が鳴るというアンラッキー。

本気で逃げる気あんのか、あんた!と言いたくなりました。

最初からあまりにも情緒不安定で、この主人公が言うことを信じていいのか?と勝手にミスリードされたりしました。

次回作は『ジョジョ・ラビット』(2019)のタイカ・ワイティティ監督作の『Next Goal Wins』というスポーツコメディに出演するそうです!

要チェックやで!

オリヴァー・ジャクソン=コーエン(エイドリアン・グリフィン)

イギリス人俳優のオリヴァー・ジャクソン=コーエンはドウェイン・ジョンソン主演の『ファースター 怒りの銃弾』(2010)などに出演しています。

さっぱりとしたイケメンで、どことなくジェイク・ギレンホールに似ていますね。

…すみません、これ以上の情報はありません!

エイドリアンはソシオパスとセシリアは話してますが、実際にそのようなシーンがない所がまた面白いですね。

『透明人間』(2019)気になる人

これはやっぱり妹役のハリエット・ダイアーでしょう!

うっすらエリザベス・モスに似ていますね。

でも頼れるしっかり者の妹を好演してました!

2012年から女優として活動していますが、本作が初のメジャースタジオ作品となったようです。

今後活躍が期待できそうです!

『透明人間』(2019)好きなシーン

エイドリアンがいると確信したセシリア。

思い切ってエイドリアンに電話してみたら屋根裏から着信音が聞こえる!

セレステは屋根裏に確認しに行きます。

そこで見つけたエイドリアンのスマホには「サプライズ」の一言が。

なに?なにが?そこにいるの?

と恐る恐る屋根裏の入り口から下をのぞき込むシーン!!!

音と映像で盛り上げるんですけど、最終的にセシリアがペンキを透明人間にぶちまけるんです!

観客からしたら、えー?!って感じで。

そんなこと考えとったん?先に言っといてよ!と。

観客をも欺くセシリアのとっさの機転が利いたこのシーンが好きです。

『透明人間』(2019)最後に

本作は、現代社会の問題を反映させたサイコ・サスペンス・ドラマです。

DVで苦しめられてきた女性の声を聞かない社会を描いています。

最初は逃げるだけで精いっぱいだったセシリアが、負の連鎖を断ち切るために考え行動して逆襲するのです。

頼れるのは自分だけ。

セシリアもエイドリアンもお互いのことを知り尽くしているけど、徐々に強さを手に入れたブランニューなセシリアの考えていることは予想できなかったんですね。

セシリアの方が一枚うわてでした!

『透明人間』(2019)は、真っ暗な静まり返った劇場でひっそりと鑑賞してください!

音と映像、エリザベス・モスの演技で暑い夏を乗り切りましょう!

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