【ストーリーは平均だが加点要素が多い良作】『ドリームランド』(2019)ネタバレ感想
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ノスタルジックな映像と演出、俳優陣の演技に魅せられる。

『ドリームランド』(2019)の感想、解説をしていきます!

『ドリームランド』(2019)の評価

項目 評価
知名度
配役/キャスト
ストーリー
物語の抑揚
マーゴット・ロビーの脱ぎっぷり
おススメ度
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『ドリームランド』(2019)の作品情報

製作年 2019年
原題 Dreamland
製作国 アメリカ
上映時間 101分
ジャンル ドラマ、クライム
監督 マイルズ・ジョリス=ペイラフィット
脚本 ニコラス・ズワルト
主要キャスト フィン・コール(ユージーン・エバンズ)

マーゴット・ロビー(アリソン・ウェルズ)

ダービー・キャンプ(フィービー・エバンズ)

トラビス・フィメル(ジョージ・エバンズ)

ケリー・コンドン(オリビア・エバンズ)

ローラ・カーク(ナレーション)

『ドリームランド』(2019)の概要

1930年代半ば、荒涼としたテキサスに暮らす17歳のユージン(F・コール)は、ある夜、納屋で大ケガを負った女性と出くわす。彼女こそが地元の銀行を襲撃し、警察から追われている強盗犯アリソン(M・ロビー)だった。危険な人物だと知りながらもアリソンに惹かれるユージンは、彼女を匿うことにする。捜査の包囲網をかわし、自由をつかみ取ろうとするアリソンと、希望に満ちた新天地への憧憬を膨らませるユージン。過酷な現実から逃れるという夢を共有したふたりは、果たして“ドリームランド”へたどり着けるのだろうか……。

Filmarksより引用

『ドリームランド』(2019)のキャストについて考察

フィン・コール

ユージンを演じたフィン・コールの魅力にやられました。

母性本能くすぐられました。

マーゴット・ロビーとのバスルームでのシーン、緊張している演技がすごくよかったです。

今まで全く知らない俳優でしたが『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に出演しているのですね?!

このシリーズは3作ぐらいしか観たことないけど観に行くことが決定しました。

彼の脆くて繊細な笑顔はヒース・レジャーのようでした。

マーゴット・ロビー

マーゴット・ロビーが本作の脚本にほれ込んで製作と出演を決めたとか。

この映画でマーゴットの華々しさは必須です。

夢も希望もない荒涼とした地にマーゴットが現れただけで画面が明るくなるのだから。

脱ぎっぷりも相変わらずすごいです。

バスルームでユージンとのベッド(?!)シーンは心臓バクバクしました。

時間をかけて二人の心情をじっくりと映し出しています。

アリソンは見た目以外に魅力がない女性に見えてしまいます。

本作の主人公はユージンで、彼の夢を叶えるアイテムぐらいの扱いなのかもしれない。

ダービー・キャンプ

「私を愛しているなら行かないで」

こんなセリフをかわいいちびっこい妹に言われたらどうする?どうするのよ!?

ユージーンの腹違いの妹フィービーは愛嬌があり聡明な女の子。

どこか頼りない父と兄を支えるしっかり者。

大人になったフィービーが兄の思い出を語るという演出は、ノスタルジックな雰囲気がしっかり出ていてよかったです!

この映画、とにかくフィービーがキュートなんですよ。

演じるのはダービー・キャンプ。

Netflixの『クリスマス・クロニクル』、『クリスマス・クロニクル2』、『ベンジー』でその活躍を見ることが出来るようです!

『ドリームランド』(2019)の感想

ストーリーは平均以下です。

しかしそこから加点要素がたくさんある事で、内容は普通なのに見ごたえがあったという不思議な感覚にさせてくれる映画でした。

①役者全員が素晴らしい

②大人になったフィービーの回想というノスタルジックな演出

③映像のこだわり(アリソンとユージンのバスルームのアングルや、ユージンの願望の映像はざらついたフィルム風にしているところ)

この3点で大幅加点されます。

これで内容がもう少し深みがあればもの凄いことになってたんじゃないか?!

 

未来が見えない荒れ果てた土地での貧しい暮らし、友人との別れ、そして銀行強盗犯のアリソンとの出会い。

実父がいる夢の土地「メキシコ」へ行くという願望を叶えることに、若いユージンは起こった事全てを繋げてしまうのです。

ユージンは若すぎて自分の幸せに気づけなかった

母親や妹、義父からどれだけ大切に思われているか気づくことが出来ず、まだ見ぬドリームランドに思いを馳せてしまった。

踏みとどまったり、引き返すことが出来た場面はいくつもあったのに。

全てを失って追われる身となったユージン。

まだ子どもの彼の心の動きが危うくて、観ているのが辛かった。

『ドリームランド』(2019)まとめ

出演俳優がみんな素晴らしい。

義父のユージンへの愛にほろりとさせられ、妹フィービーに守られるユージンにほっこりした。

ユージンの想像シーンはざらついたフィルムのような映像が美しく、これが彼が求めていたことなのかと心が締め付けられる。

特にお勧めしたいという映画ではないけれど、これからも自分の胸に残るだろうと思うシーンがいくつかある。

思わぬ拾い物をしたような、ちょっと得したような気分で映画館を後にしました。

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